でっかいもー

今年の我が家のサツマイモ。シルクスイートです。

今年はなにがよかったのでしょうか、松本市入山辺の谷あいの畑では、サツマイモが今までになく大きく美味しそうに育ちましたー

共同ムギの刈り取りをしました

昨年手に入れたバインダーを駆使しての麦刈り。土手際はなかなかうまく刈れなかったけど、畝の端っこをちょっとだけでも手刈りしてからだとバインダーでもうまくいきました。道具は使いようですよね。
刈り取ったムギは即座に脱穀。ご近所さんから無料で譲り受けたハーベスターを活用しました

 我が家では四家族共同の醤油を作っています。「醤油絞り師」という、プロの醤油職人の手助けもお願いしていますが、基本的には四家族だけで醤油作りをたのしんでいます。今回の麦作りもそのおたのしみの一環です。ムギを醤油作りの何に使うのかというと、醤油は発酵食品ですから、その元となる麹が欠かせません。醤油麹です。その醤油麹作りの材料として無農薬の玄麦(製粉してないムギの粒)が欲しかったのです。

 昨年の7月に収穫した麦から一部残しておいたムギを、11月に種まきしました。すぐに芽が出て、その小さなサイズのまま冬を越しました。3月になって日中の気温が上がるようになってから、ぐんぐんと背丈が伸びて、5月になると穂がついてきます。ネットをかけました。スズメたちから守るためです。今年は6月の中旬以降はとてもお天気続きで、穂の麦粒はあっという間に熟して乾燥してしまいました。水分計で30パーセントになったら刈り取っていいそうです。11.5パーセントぐらいにまで乾燥させればもうカビの心配はいらないそうです。でも、今年は刈り取る前の麦穂の状態ですでにしっかり乾燥していました。脱穀後も乾燥作業などする必要もなく袋詰めしてしまいました。このあとは来年の3月ごろに醤油の仕込みに利用される予定です。

有機マルチ

雑草を抑えるマルチというものがよく利用されます。黒いビニールを畝にかぶせてじゃまな草が生えるのを抑制します。とても便利ですが、利用後に畑に放っておいたら、これは石油化学製品とあり、自然分解されません。

そこで、有機マルチの出番です。

雑草に悩む季節だがその雑草が宝に見えます